先月末より進行していました
二本松市木幡地区での
五輪塔建上および墓地内張石工事が完成となりました。
着工時は大変な積雪のため
墓地への侵入に苦労しましたが
その後は晴天続きであったため
天候に恵まれスムーズに進行することができました。
こちらが完成しました五輪塔です。

一尺三寸玉上下蓮華の五輪塔です。
隣の和型石塔と比べますと
その大きさが御理解できるかと思います。
梵字には金箔を施しております。

お墓は故人の安らかな眠りを願う
残された御家族様の祈りの象徴です。
彫刻部分全て金箔仕上げですと
その祈りの象徴としては派手過ぎる印象がございますが
このように梵字のみといったワンポイントでの使用ですと
五輪塔が湛える格式・威厳・伝統美が
さらに増すような印象がございます。
お世話になりました五輪塔が
故人の安らかな眠りを願う御家族様の祈りの象徴として
いついつまでもそこに有り続けますことを
心より祈念いたします。
専務が自身のブログで
簡単にではありますが
五輪塔について解説しています。
よろしければ
あわせて御一読くださいませ。
http://minatokazuya.com/?p=2628
昨年末より進行していました
二本松市太田の白髭地区での
阿弥陀堂の石段修復工事が
本日無事に完成を迎えました。
途中
大雪による除雪作業のため
二日間の足止めがございましたが
その後は天候にも恵まれまして
スムーズな進行が叶いました。
施工前の様子です。

こちらは完成写真になります。

暖冬といいましても
非常に寒い中での作業が続きましたが
一段一段地道に積み上げてくださいました
職人方には感謝の一言でございます。
おおよそ一ヶ月の
大工事でございましたが
弊社にとりましては
非常にやりがいのあるお仕事でございまして
御縁を賜りました白髭地区の皆様にも
心より深く御礼を申し上げます。
重ねて
白髭地区が湛える歴史を守っていく上でも
今回の工事がその一助となりましたらば
私共にとりましてこの上ない喜びでございます。
ミナト石材チャンネルに
花瓶型花立の加工の様子や
手動研磨機での研磨作業の様子を追加いたしました。
墓石業界では墓石の生産基地が中国へ移って
それにともない自社工場を持たない墓石業者が登場しました。
自社工場を持たない墓石業者とは
中国の石材工場へ図面をFAXして
届いた製品を建て上げするだけの業者となります。
また石材加工のイロハを知らない墓石販売員が増え
その販売員の墓石を「物」として扱う販売スタイルから
過当な価格競争が続いています。
石材は天然資源であり
原石の状態から墓石の状態までの加工というのは
大変な手間暇が必要となっています。
そのため仕上がった墓石には
石工の情熱が詰まっています。
弊社では
それだけの手間暇と情熱の詰まった墓石を
価格競争で販売することはできません。
その理由の一つとして
以前からアップロードしてある動画とともに
御覧いただければと思います。
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