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墓誌について思うこと。

社長の湊和也です。

早いものでもう2月。土留め工事はいよいよ完成が見えてきました。来週末の三連休前には終えたいものであります。

本日は墓誌について思うことを。

弊社では墓誌を御納品させていただく際、間口2尺5寸×高さ2尺の横長のものが標準サイズとなります。間口約76cm×高さ約60cmの方がわかりやすいでしょうか(^_^;)

ひと昔前は代々続く御家の方が、お墓を新しく建てる・お墓をリフォームするといったお仕事が多かったため、墓誌を新設する際に代々の御先祖様を刻む必要があったのでこの大きさが適していました。しかし現在はお墓を新しくお建てになるのは分家初代の方がほとんどです。そうなると、まず刻むであろう方は分家初代の御夫婦。新設したお墓を引き継ぐのであればそしてそのお子様御夫婦。さらに次にそのお子様御夫婦のお子様御夫婦・・・・・という流れですが、商談の中で分家初代の方がお話になるのは「孫がこのお墓に入るのかどうかは先のこと過ぎてわからない」ということ。まあ頷けます。

そうなると、大人数を刻むわけではないですから、上記のサイズの墓誌はオーバースペックかなと感じるような時代になりました。

そのため現在は墓誌を新設させていただく際、お客様の御家の事情を鑑みて、見合ったサイズの墓誌を御提案させていただいております。

少し小ぶりなのがおわかりいただけますでしょうか?こちらは間口・高さともに2尺(約60cm)の墓誌になります。ここ数年は、お墓の新設で墓誌を御納品させていただく際は専らこのサイズの墓誌がほとんどになりました。

サイズが違いますので、同じ石種であればやはり小さい方が御負担が少なくて済みます。墓誌を新設する際は、将来的にそのお墓に入るであろう人数を想定してサイズをお選びになるのが賢いお墓の建て方かと考えています。

また戒名は和型石塔でも洋型石塔でも裏面や側面に刻むことが可能です。墓誌は必ずしも建てなくてはいけないものではありません。この件も把握しておいていただき御予算と御相談いただければと思います。

しかし・・・・・まあ・・・・・

石材店の本音としては・・・・・大きな墓誌を建てていただけたら嬉しいです(^_^;)

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