平成28年が始まったと思いましたら
クリスマスも終わりまして
今年も残すところ一週間を切りました。
「光陰矢の如し」
月日というのはあっという間に過ぎていきますね。
弊社の年末年始の休業期間の御案内でございます。
今年は12月28日㈬が仕事納めとなりまして
12月29日㈭
12月30日㈮
12月31日㈯
1月1日㈰
1月2日㈪
1月3日㈫
1月4日㈬
1月5日㈭
上記の8日間を年末年始の休業期間とさせていただきます。
新年の仕事始めは1月6日㈮となっております。
なお休業期間中ではありますが
お電話やメールでのお問い合わせには随時対応してございますので
何かございましたらどうぞお気軽に御連絡くださいませ。
皆様におかれましても
年の瀬で何かとお忙しい時期かと思います。
寒さも厳しくなっていく頃でもありますので
どうぞ御自愛くださいませ。
先週福島民報の「あぶくま抄」に掲載されたばかりではあるのですが
大変ありがたいことに12月20日(火)にも記事として
弊社が修復をお世話になりました渡辺閑哉頌徳碑が掲載されました。
その記事はこちらでござます。
今回の渡辺閑哉頌徳碑の修復工事が
地域の皆様にとりまして地域が湛える歴史や文化を
見つめ直す機会として再認識する機会として
大きく寄与してございましたらば
私共にとりましてこれ以上ない喜びでございます。
地域の宝というものはやはり地域に眠っているものです。
他の地域の皆様にとりましても
それぞれの地域の宝を見つめ直すきっかけとなりましたらば幸いでございます。
先日弊社が修復工事をお世話になりました渡辺閑哉頌徳碑が
12月15日㈭の福島民報「あぶくま抄」に掲載されました。
修復させていただきました頌徳碑はこちらです。
こちらが掲載さました「あぶくま抄」になります。
お世話になりましたお仕事が
メディアに取り上げていただいたことは弊社としまして大変誇らしく感じております。
また同時に石屋というお仕事の責任の重さをあらためて感じているところでございます。
今回の掲載をきっかけに渡辺閑哉という地域の偉人が
広く世の中に認知されますことを心より深く願っております。
また今回修復工事の御縁を賜りました
岩代小浜の歴史と文化を護る会様の
今後益々の御発展を心から祈念いたします。
12月も半ばになりました。
昨日は朝から積雪がありまして
いよいよ本格的な冬の到来でございます。
現場は厳しい寒さのため普段以上の手間が掛かります。
また路面凍結で道路状況も悪くなり
朝夕の現場への往復も注意しなければなりません。
これから春までの日々は
「急がば回れ」
「安全第一」
このことを徹底してお仕事を進めていきたいと思います。
さて。先月加工を進めておりました
初森御影石を使用した位牌型石塔が
加工が終了してその後の展示も完了となりました。
仏壇にございますお位牌をかたどって設計していて
装飾は頭頂部のみでそれ以外は余計な装飾は省いてあります。
装飾過多な中国加工墓石と比べると派手さはありません。
しかしこちらの石塔は地元の石を使用して
弊社の職人方が心を込めて加工した純国産墓石です。
派手さはありませんが温かみがございますね。
温かみある純国産墓石。
これは弊社が御提供できる大きな価値のひとつです。
亡き御家族様にとりまして
純国産墓石の下で永久の眠りにつけるということは
きっと特別なお気持ちであると思います。
12月も中旬に差し掛かり
今年も残すところ約三週間となりました。
町中の雰囲気にも行き交う人々にも
年末の慌ただしさを感じます。
今月初旬から着工していました
福島市渡利地区瑞龍寺様寺墓地での
墓所新設工事が昨日完成を迎えました。
墓地用クレーンが使用できない難所墓地でしたが
昔ながらの方法で安全に施工して
きれいにお墓が仕上がってございます。
洋型石塔と法名碑はインド産のM-10石を使用。
外柵は落ち葉などがたまりにくいシンプルなものとなっています。
法名碑はアシンメトリーに右側手前に位置し
お客様にとりましては見やすく
私達にとりましてはその後の追加彫刻もしやすく
ちょうど良い位置になってございます。
この度は墓所新設工事の御用命を賜りましたこと
誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より深く感謝申し上げます。
またお世話になりましたお墓が
亡き御家族様を偲ぶ場として
残された御家族様の心の拠り所として
いついつまでもそこに有り続けることを祈念いたします。
本日弊社が営業しております二本松市の旧岩代町地区の全てのお宅へ
タウンメール(配達地域指定郵便)にてお墓のメンテナンスの御案内を発送いたしました。
こちらがその御案内です。
開くとこういった内容が記載されています。
弊社が長年営業させていただいております二本松市旧岩代町地区。
その地域の皆様へ
少ない御負担のお墓のメンテナンスでも
お墓の強度が長持ちしますことをお伝えしたく
今回こういった御案内を送らせていただきました。
また私達石屋は
丈夫なお墓をおつくりするだけでなく
お世話になりましたお墓をお客様とともにお守りしていくという
「墓守」も大切なつとめと位置付けております。
それを御理解いただくための御案内でもございます。
弊社を長年お支えいただいた地域の皆様への恩返し。
末永くお役に立てますことを心より願っております。
以下御案内に記載の文面です。
御先祖様や亡き御家族様が安らかな眠りにつくお墓。
お墓は長年風雨にさらされますので
どうしても傷んできたり汚れてきたり。
やっぱりお墓のメンテナンスは必要です。
「そうはいってもお墓の工事は負担が大きいな~。」
いえいえ。
大掛かりな工事でなくても細かいメンテナンスで
お墓の強度はグンッと長持ちいたします。
お墓のことで気になることやお困りのこと。
どうぞお気軽に御連絡ください。
お墓の診断は無料にて行っております。
御案内を御覧いただきまして何かございましたら
どうぞお気軽に御連絡くださいませ。
弊社が営業しております二本松市旧岩代地区には
渡辺閑哉という地域を代表する偉人が存在しておりました。
主な業績はこちらを参照ください。
http://www.union.adachi.lg.jp/hurusato/mukashi_monogatari/tales2/13_2.htm
http://suido-ishizue.jp/kindai/asaka/04.html
http://www.gimu.fks.ed.jp/shidou/jiten/cgi-bin/jnbt.cgi?id=view&cd1=%B4%E4%C2%E5%C4%AE&cd2=%C5%CF%EE%B4%B4%D7%BA%C8
多くの業績があるわけですが注目すべきは
日本遺産に登録されました安積疎水への関わりです。
当時は寒村だった郡山市はこの安積疎水の恵みによりまして
近代以降発展して大きな都市へと姿を変えました。
私達福島県民にとりましては
人や物の動きの中心となる都市です。
その礎に関わった方が地域にいらっしゃったとは驚きで
地域の歴史というものを
よくよく勉強しておかなくてはいけないと感じました。
この渡辺閑哉の業績を称えた碑が
二本松市下長折地区の諏訪神社鳥居脇にあるのですが
以前はこういった状態でした。
大きく傾きまた縦に二つに割れてしまった状態。
鉄線での補強が痛ましくありました。
今回岩代小浜の歴史と文化を護る会様からの御依頼で
この頌徳碑の修復をお世話になりました。
こちらが修復後の様子です。
まずは傾きを修正して
その後鉄線で補強しなくても良いように
しっかりと接着してございます。
全体のクリーニングも行いましたので
文字彫刻も綺麗に見てとれるようになりました。
100%の復元ではありませんが
渡辺閑哉頌徳碑の素晴らしいお姿を取り戻すことができました。
地域の偉人と地域の歴史に
あらためて光を当てるこのお仕事に関わることができましたこと
誇らしい気持ちでいっぱいです。
岩代小浜の歴史と文化を護る会の皆様。
この度は誠にありがとうございました。
心より深く感謝申し上げます。
今朝響き渡りました緊急地震速報。
5年前に数え切れないほど耳にしましたが
やはり気持ちの良いものではありません。
現在テレビではいわき市の小名浜港の様子が流れています。
けたたましいサイレンの音とアナウンサーの鬼気迫る声に
緊急事態が起きていることを感じます。
津波に原発。何事もないことを祈るばかりです。
さて。
今週着工を予定していた墓所新設工事ですが
その墓地へ着工前の最終確認に行きましたところ
近くの区画で他社さんが2社施工中でございました。
その他社さんの邪魔をするわけにもいかず
また駐車場も少なく工事車両の駐車スペースを確保できませんので
来週の着工へと変更いたしました。
ぽっと時間が空いてしまいましたので
以前から作製したく考えておりました
位牌型石塔の作製に取り掛かっております。
図面ではこういった位牌型石塔になります。
こちらは手動研磨の様子です。
こちらは自動研磨の様子です。
初森御影石は石目が細かいきれいな白御影石です。
もっとも見た目が良いところはうっすらと青味がかっているのが特徴です。
こちらもその良い部分を使っておつくりしています。
この位牌型石塔は本日中に完成の予定です。
初森御影石は貴重な地元産出の石ですが
現在は採石されていないことは残念でなりません。
よく似た石ですが初森御影石の隣の石山からは
あだたら御影石が採石されて流通しております。
石屋のお仕事をしていますと不思議なことに
例えば同じ石種での建墓が続いたり
同じデザインの石塔の建上が続いたり
同じ内容のリフォームが続いたりといったことがございます。
同業者の方ですと
この不思議な感覚を経験したことがあるかと思います。
いわゆる「石屋あるある」ですね(^_^;)
そうしましたら今月は
石製カエルをお求めの方の御来店が続きました。
そう頻繁に売れていく品物ではないものですから
やはり不思議な感覚ですね。
何かしら縁起物として
マスコミで取り上げられたのでしょうか?
こちらは1匹目。体長1尺2寸(約36cm)。
台石はお客様自身で御用意するということですので
こちらの本体のみの御納品です。
それほど重くはないものですから
お持ち帰りいただくことが可能です。
こちらは2匹目。体長1尺5寸(約45cm)。
背中に5匹の子ガエルを乗せています。
台石は弊社でおつくりして
本体と合わせての御納品となりました。
台石はそれほどの重さではありませんが
本体はずっしりと重みがあります。
私達石屋であれば一人で運ぶことは可能ですが
お客様は重量物を自力で運ぶことに慣れておりません。
腰を痛めてしまう可能性もありますので
こちらは私共で配達納品とさせていただきました。
[豆知識]
背中に5匹の子ガエルを乗せたお姿には
親ガエルと合わせて合計6匹なので
「厶・カエル」⇒「迎える」という意味があるそうでございます。
11月も半ばになりまして
だんだんと冬の足音が聞こえてきます。
しかし本日は不思議と暖かく
先程近所の寺墓地で蛇を見かけるほど。
季節を勘違いしてしまったようですね。
さて。
今月初旬に着工しました
二本松市初森地区での石積みおよびコンクリート打設工事が
昨日完成を迎えました。
墓地通路が急勾配で難所墓地でしたが
事故などなく無事に全ての作業が終了できました。
こちらの墓地はサラサラとした土質のため
法面にはしっかりとした土留をしませんと
墓所へ土がどんどん流入してきてしまいます。
今回の工事で頑丈な石積みでの土留を行いましたので
今後そういった心配はございません。
御施主様そして御家族様が
気持ち良くお墓参りできますことを
心より深く祈念いたします。